スイス漆喰は、スイスアルプスの良質の石灰岩とアルプスの硬水で出来ているせいで、非常に強いアルカリ性 Ph12.4の特徴を持っています。
その強アルカリ性と、水になじみ汚れを容易に洗い落とす性質で、汚れを分解し浄化するため、その白さを保ち、カビの発生を抑えて黒ずみの起き難い外壁となります。
合成樹脂を含まない本物の漆喰ですから防火性が高く、また、厚さ2ミリ以上もの漆喰壁を作り出し、その軽石のような構造により空気層を持つため断熱性が高く、夏は涼しく冬は暖かい理想的な居住空間を実現します。
仕上げ方はコテ塗り、吹きつけ、ローラーと道具を選ばず、外装の漆喰塗装が手軽に実現します。
■ヒント
本漆喰でありながら吹き付け施工が可能なので、通りからから見える正面部分はコテで風合いを出し、見えない側面部分は吹き付けで行うことで、材料使用量を半分に抑える方法があります。
メンテナンスは、スイス漆喰は合成樹脂を一切含まない本漆喰ですので、紫外線などによる劣化はほとんどありませんが、カビを防ぐ強アルカリ性が徐々に中和していきます。そこで10-20年に一回、スイス漆喰の上から「FARBE-ファルベ」メンテナンス用天然漆喰塗料をローラーで塗ってメンテナンスすると、再び強アルカリ性が復活し、カビ殺菌などの機能がよみがえります。
事例として神戸でデザイン性の高いエコ住宅を建築する株式会社OHの階地雅子先生の外壁スイス漆喰をご紹介します。
■天然スイス漆喰を外壁に施工した住宅は、6棟からなる分譲住宅です。白い外壁は、青空によく映え、シンプルで美しいデザインと共にこの住宅の外観を際立たせています。
約2年前に施工されましたが、2年経った今でも汚れもなく、むしろ白の美しさは増しているとプロデュースされたデザイナー階地昌子先生は語っています。とりわけ窓の部分などでしばしば起こる雨だれによる汚れや外壁に木材を使用した場合に木材のアクが汚れとして流れ出る場合などもありますが、このスイス漆喰を施工した結果、いつのまにかきれいに洗い流し、また美しい白壁に戻っています。スイス漆喰の自浄作用と有機物=汚れを分解してしまう機能がわかります。
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