弊社は、2020年にリブランドを行い、ブランドブックにあるべき姿を定め、
『ずっと暮らしたい新潟へ。』のブランドスローガンのもと、事業活動を行っています。
それからの４年間は私達が今まで経験した事の無い世の中へと変わる期間となりました。
コロナ禍という人類が過去経験した事のない出来後に加え、世界各地で起こる戦争や紛争。
目まぐるしく変わる環境変化の中、想定外が想定内の世の中。

　そのような世の中にあって、企業が継続していく上で一番大切な事は何か？
それは『ブランド』である事を最近改めて感じています。
そして、『ブランド』とは何かと考えた時、それは、その企業で働く人々そのものであり、その人々の行いにより、
一つ一つ積み上げていくものであると思っています。では、何を積み上げていくのか？
それは、人としての『誠実さ』であり、『当たり前の事を当たり前に行える確実に行える力』
を養う事だと思います。それが人、企業としての『強さ』になっていく。

　特に価値観が多様化し、情報が溢れる世の中で、モラルさえも見失いがちな現代社会です。
その『強さ』は生活者の皆様や第三者からの『信頼』に直結するものであると考えます。
　イチロー選手の名言からもその大切さを知る事が出来ます。
『特別なことをするために、特別なことをするのではない。特別なことをするために、普段通りの当たり前のことをする。』
では、その『当たりのこと』とはどういう事なのでしょうか。何も難しい事ではありません。
　人として、社会人として決まり事や手順を確実に守れるという事。気持ちの良い挨拶をする、嘘を付かない。
約束を守る。時間を守る。身だしなみを整える、整理整頓をする。
つまり、日常の当たり前のことを、バカにせず、ちゃんとやる事。『凡事徹底』とも言えます。
先程のイチロー選手の言葉でもその大切さを知る事が出来ます。当たり前のことを徹底してやることは、
スポーツでも仕事においても、成功している人に共通している素質なのかもしれません。
　人と違うことをして差をつけようとするよりも、まずは当たり前のことを大切にするほうが近道であり、
それが出来ている事が人、企業としての『信頼』、『ブランド』になる。

ブランディングの前にブランドづくり。その順番が大切です。
そしてそのブランドとは、日々の『当たり前』の積重ねから生まれる『信頼』です。
改めて、当たり前の事をバカになってちゃんとやる。1人1人の言動がブランドとなる事を認識し、
日々の当たり前を意識して取り組む組織であるべく、日々積重ねていきたいたいと思います。